昨日の米国株は小幅反落した(DJIA -14.68 @13,213.63, NASDAQ -22.84 @3,046.36)。ドル円の為替相場が79円台の円高方向へ動いたことも重なり、本日の日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が296に対して、下落銘柄数は1,290となった。騰落レシオは73.96%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1574億円。オーストラリア準備銀行が政策金利を0.5%(事前予想は0.25%)引き下げ、3.75%にすると発表したため、円は対オーストラリアドル以外にも連想で対米ドルや対ユーロでも円高方向へ動いたことが嫌気された。
TOPIXも日経平均も陰線で下げ、下値支持線と目されていた4月11日安値を割り込んだ。高値を切り下げ、安値も切り下げたので、名実ともに下げ相場と言える。チャート的にはもう少し下げそうである。米国株が大幅反発すれば下げ止まる可能性はあるが、円高傾向が止まらないとしばらくは下振れし易いだろう。為替相場に一喜一憂する日本の株式相場はまだ当分続きそうである。
TOPIX -15 @789
日経平均 -170円 @9,350円