投げ売りの様相を呈してきた

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -156.06 @12,442.29, NASDAQ -60.35 @2,813.69)。ギシシャ債務問題が消えない中、ムーディーズがスペインの金融機関16社を格下げし、さらに米国経済の減速懸念が強まったことが背景にあった。為替が円高方向へ動いたことやアジア株が下げたこともあり、本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数が186に対して、下落銘柄数は1,443となった。騰落レシオは68.06%。東証1部の売買代金は1兆2187億円。投資主体別売買動向では外国人のシェアが6-7割にもなるので、海外発の材料にもより敏感に反応するのも仕方がない。

TOPIXも日経平均も陰線で大幅下落して今回の下げの安値を更新した。投げ売りの様相を呈してきたが、欧州情勢次第でもう少し突っ込みそうだ。突っ込みすぎると自律反発があるだろうが、再度下げる可能性が高い。6月中旬に予定されているギリシャの再選挙が一つの節目となるだろう。しかし、その後も余震は当分続くはずだ。

TOPIX -22 @725
日経平均 -265円 @8,611円

昨日つなぎが外れた銘柄は本日後場、再つなぎとなった。
優利加さんのブログ一覧