昨日の米国株は反発した(DJIA +125.86 @12,580.69, NASDQAQ +33.46 @2,870.99)。中国の景気対策発動を期待してアジア株が上げたことが理由とされる。しかし、本日の米国株は高安まちまちで下げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が658に対して、下落銘柄数は868となった。騰落レシオは66.99%。東証1部の売買代金は9,494億円となり、依然として1兆円割れが続いている。
TOPIXも日経平均も昨日の値動きの範囲内で小動きして、終値では小安く終えた。株価の動きは下方向から横方向へ変わった。この動きは単なる下げ途中の保ち合いなのか、底値固めのための値動きなのかは後になってみないと分からない。ギリシャの再選挙とユーロ圏離脱の可能性が高まり、さらにスペインでも金融不安が高まっているので、テールリスク(確率的には滅多に起こらないが、起きた時は甚大な被害をもたらす脅威のこと。例えば、東日本大震災の津波)を警戒して世界中の投資家がリスクオフの姿勢を続けている。
TOPIX -4 @723
日経平均 -24円 @8,633円
映画監督の進藤兼人氏が老衰で亡くなった。享年100歳。大往生の生涯現役の映画監督だった。100歳まで現役でトレードを続けたいが、あまりに野心的な目標か。