昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -250.82 @12,573.57, NASDAQ -71.36 @2,859.09)。欧州、米国、中国で公表された経済指標が景気減速を示したことが悪材料視された。本日の日本株全般は下げて始まったが、陽線で終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が667に対して、下落銘柄数は807となった。騰落レシオは111.13%へ上昇した。東証1部の売買代金は9,589億円となり、再び1兆円を割り込んだ。
海外市況の悪化を受けて、TOPIXも日経平均も下げて始まったが直ぐに切り返し始め小幅安の陽線で終えた。米国株が大幅安となったことを考えると、本日の日本株はかなり打たれ強かったと言える。ドル円で80円台半ば、ユーロ円で101円台の円安水準に戻ってきたことや、投資主体別売買動向で見ると直近週間では外国人が売り越しから買い越しに転じたことが理由のようだ。ただ、騰落レシオは120%へ近づいてきたので上値が重くなる可能性が高くなってきた。通常のパターンだと、しばらく反落してから切り返して2点底を形成するが、今回はどう動くか?
TOPIX -3 @750
日経平均 -26円 @8,798円
投資主体別売買動向
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp