先週金曜日の米国株は大幅上昇した(DJIA +277.83 @12,880.09, NASDAQ +85.56 @2,935.05)。これを受けて本日の日本株全般は高寄りして始まったが、直ぐに失速して陰線で終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が662に対して、下落銘柄数は839となった。騰落レシオは126.83%へさらに上昇した。東証1部の売買代金は8,496億円と1兆円を大きく割り込んだので、上昇エネルギーが枯れていることを示している。
TOPIXも日経平均も上放れて始まったが、直ぐに失速始め陰線で終えた。ほぼ「出合い線」の形となったので、6月4日を起点とする今回の反発局面に亀裂が入ったことを暗示している。騰落レシオが126%へ上昇したことと併せて考えると、上値の重さが強く感じられる。
TOPIX -1 @769
日経平均 -3円 @9,003円