シャープが発売する家庭用蓄電池など

シャープは16日、家庭用蓄電池事業に本格参入すると発表した。開発した大容量蓄電池と同社の太陽電池を組み合わせてエネルギーを効率的に使うシステムとして提案し、不振の太陽電池事業のてこ入れを狙う。
容量が4・8キロワット時と2・4キロワット時の2種類の据え置き型のリチウムイオン蓄電池を17日に発売する。充電と放電を毎日繰り返しても劣化による容量低下が少なく、20年以上使用できるのが特長。想定価格は、蓄電池と電池の残量を見るモニターなどとのセットで、それぞれ190万円前後と140万円前後。
安い夜間電力を蓄えて昼間に使うと電気料金の削減や節電につながる。