5日午前7時10分ごろ、東京都台東区のJR上野駅で、70代の無職男性が進入してきた山手線の電車の側面に接触し、電車とホームの隙間から線路に転落した。
警視庁上野署によると、男性は電車が停車している間に駅員らに引き上げられ無事だったが、脚に軽傷を負った。ホームと電車の隙間は数十センチだったとみられる。男性は「誤って落ちた」と話しているという。上野署で詳しい状況を調べている。
JR東日本によると、山手線は一時、全線で運転を見合わせ、並走する京浜東北線を含め計48本に遅れが出て、計約5万5千人に影響した。