明日は雨らしい。それで今日中に里山へモミジを移植しようと行って来た。
1.6mほどに成長した5年物のモミジの木4本と、種から育てた実生(みしょう)の苗木2年物6本をいつもの里山に植えに行って来た。
ショベルで穴をほり牛フンをすき込み植え付け、最後に水をやり落ち葉を根元に敷いて完了。
急な斜面を20L入りのポリタンクを手に持って引き上げるのは重たいし足場が悪いから腰も痛い。
心臓はバクバクハーハーと今にも止まりそうにあえいでいる。![]()
やっと一通り植え終わって先週植えたところを見回った。
あれ!? 変だな、土砂が崩れている。
そんなに大雨が降った事もないのになんで土砂が崩れているの?
植えていたモミジの根がむき出しになっている。
地面をよく見たらあったあった!豚のひずめ跡が。![]()
里山に豚はいないからこれはもちろん猪のひずめ跡だ。
そこいらじゅう猪が暴れまくっている。いたるところに足跡があった。
くっそ~! と怒ってもここは猪の縄張りだ。人間様はすごすごと引き返すほかない。
最近高齢化が進んで放棄畑や放棄田が増えている。獣と人間界を隔てていた領域が無くなり獣類が人間様の家まで進出して来ている。
畑に植えたサツマイモや大根、山あいの田に植えた稲は根こそぎ猪にやられる。![]()
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柿やスモモ、ミカンは猿が取って喰らう。![]()
山間部は人間が劣勢なのだ。![]()
それでもいつの日にか、里山が綺麗なモミジで紅葉する事を夢見て今後もコツコツ植え続けよう。
何十年か後には大木に育ったモミジが山を紅葉に染めてくれる事だろう。![]()
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出来る事なら生きてその光景を見たいものだが、無理か.......![]()