今週の大暴落で投資に迷っていられる方は多いと思います。
どこかに株式必勝法はないかと探しても、そんな題名の本はあっても実態は異なる成績になる筈。
株式投資で大事な事は致命傷を負わない事に尽きる。
少々の怪我や損失は勝負をしている以上付きまとう。
負けたり勝ったりしながら年間通算して見たらキッチリ利益を残せていた。これが理想的な必勝法なんだろうね。
1秒間に1000回も試算できるシステムを駆使するヘッジファンドや機関投資家に素人個人が勝てる筈がない。
そんなコンピューターシステムなど我々の手に入らない。
では我々個人投資家が勝ち残るには機関投資家の真似をするか、同じ個人投資家から巻き上げるかどちらかだ。
ハッキリ言えばそう言う事になる。
勝ち残る為に勉強する。チャートやテクニカルは勿論、財務諸表や企業業績、各種のニュースや新聞に目を通す。これらは出来ていて当たり前。ここが出発点。
えっ!全然分からないって?(--;)
.............
分かっている事にして話を進めましょう。
m(__)m
基礎が出来ている個人同士がまた知恵比べ。
個人と言っても筋さん、大口さんなど手強い猛者も多い。また経験豊富なベテランもいる。
今回のアベノミクス相場にも過去20数年前のバブル相場の動きと酷似している点が非常に多い。
木曜日の大暴落にも別に驚きはない。バブル相場の時にはこんな下落など何度も見て来た。
暴落が近付いている時には各種の危険なシグナルが出ていた筈だ。
察知した者はポジションを閉じるか減らすかして対応していたと思う。
果敢な人は空売りをかけていたかもね。
信用空売り比率が18%から24%に急上昇していた事を見てもうなずける。
生き残るにはかたくななまでに投資ルールを守る事に尽きる。
「資金管理」=余裕資金を持つ。投資に使うのは15%位までが望ましい。
全力投球、全力買いなどは当たれば良いが外れたら即死する無謀な行為。
「myルール」=自分に合ったルールを定め絶対に守る。ロスカットなどはその代表的な事柄。
ルール無視をした者から損害が増え拡大し、やがては致命傷となり市場退場につながって行く。
生き残る事とは「ルールを破ろう」とささやく自分の別の心に勝つ事かもね。