順調に右肩上がりに上昇して来た日経平均株価。
突然の大暴落、その後のジェットコ-スター相場に突入。
ヘッジファンドの思うがままに蹂躙されている。
大型魚は大型魚とも闘うが主食は小型魚だ。
中型魚も小型魚を喰う。
市場に溢れるほどの個人投資家と言う小型魚の群れ。
自然界では小型魚は海の牧草と言われ、大型魚や中型魚に喰われる事に存在価値が認められる。
株式市場とて例外ではない。
情報力、資金力、技術力、どれを比較しても小型魚は勝てない。
ならば生き残る術を学ぶ事が如何に重要かが分かる。
儲けたい、儲けたいの欲望が先走り、株式投資の基本を守らずしては金儲けは難しい。
地道な事だが基本を忠実に守り通せば少なくとも大損害は免れる。
しぶとく生き残っていれば勝つ状況が整った時には大きな利益を出せる。
運任せの投資ではいつかは大損害を蒙る事必定だと思うよ。
一旦大損害を蒙れば再起は不可能と考えるのが普通。余程の幸運がない限り無理。
理由は簡単だ。投資資金の30%をやられたと仮定して見よう。
残りは70%になる。だが余裕資金を確保するとなると実際に投下できる資金は元金×0.7×0.15となって実働部隊は激減する。0.15は適正投資割合の事。通常は15%として計算。
くどいようだが勝ち残るには、大損害を蒙るような投資は絶対に避けなければならない理由が分かる筈。
損害を減らす事が勝つことより重要な意味がここにある。
資金管理とmyルール厳守が唯一生き残れる。
市場退場や即死につながる人は「一発逆転満塁ホームラン」を狙って今度は全力買いをやる。
大抵の人がやられる。![]()
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大暴落が来てもまだ株式市場には個人投資家の群れがわんさか集まっている。
容易なことでは市場から出ないであろう。
つまりは獲物が今後もずーっと居続けると言う事になる。
一度うまみを味わった個人投資家は、これからもずーっと続くかと夢を見続けるのが大半だ。![]()
仕手筋さん、大口さん、半プロさん、ベテランさんなど、変動相場に入ればその腕をいかんなく発揮するだろう。
週明け相場から以後は個人投資家の腕が試されよう。