負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望124



先週、日銀の金融政策ののち、日経平均は、800円下落した。円は、93円台まで、高くなった。



週末に、アメリカのデトロイトが、デフォルトする可能性のニュースが、流れた(おそらく、ロボコップを作りすぎたためである)。



今週は、61819日のFRBの金融政策が発表される。FRBが金融政策を緩和から引き締めに動けば、円は安くなるが、現在の金融相場が、崩壊する恐れがあり、FRBが金融政策を緩和のままにするのであれば、円は高くなる。



つまり、日経平均はどう転んでも、買いは分が悪そうである。しかしながら、割安銘柄買いはありと考えている。



先週までは、9320銭というところが、円高のピークであると思っていたが、日銀の対応(一応、不動産担保証券の買い取り額を増額するということである)も及び腰であるようで、さらに、国の株安に対する発言も、8000円から上昇しているので、良しということであり、高値でつかんだ馬鹿どもに対して、同乗してやるつもりはないということであるので、株価の上昇もこれまでかと考えているので、空売りの量を少し増やしておいた(おそらく、国債の価格が下落が、ネックになっているのであろう)。



今週は、FRBの金融政策が山場である。ヒンデンブルクが、株価のチャートの上を飛び回っている状況であり、これに対する、FRBの対応に世界の耳目が集中している。



ダウの動きからして、FRBまで下落、そののち上昇のパターン化と考えているところであるが、日経平均が上昇してくれば売りたいところである(買いは分が悪いため)。



その他のビックイベントも今週は目白押しで、面白い相場になりそうである。618日の豪準備銀行の金融政策、619日のイギリス中銀の金融政策要旨などがある。豪ドルの売月曜に、少し、豪ドルを売ってみようかと考えているところである。



先週末までに、日経平均先物の売りポジションと、円の買いポジションを、すべて手放したので、月曜は身軽である。



 



<為替相場>



ドル円    89.2095.60



ユーロ円   124.20128.20



ユーロドル  1.31201.3550



ドルの値動きであり、ユーロと円との値動きではない。FRBの後、相場の動きが逆転すると考えているが、そうであるならば、円安である。ユーロの値動きも相当なものであり、まだ上昇してくるのであれば、売りたいところである。このまま、ユーロが上昇してくるのを、ユーロは割高であると主張し続けている、ECBが、許容するのかという問題もある。



アメリカの金融政策に振り回される週の前半になりそうである。緩和スタンスが、少し伸びたからと言って、株価が上昇したりする。複雑怪奇な思考による株価の値動きにまともに相手はできないので、楽しんで相場を見物するのがよいのではないかと思っているところである。



 



<株式相場>



日経平均  1180013200



 



3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
(退会済み)

謙虚ですね!

個人的にはモウ山先生はプロ級だと思え、

多少の判断ミスは仕方ないと思います。

 

自分は今年儲け過ぎて一時、天狗になってしまいました。^^;

今は見落としにも気が付き極限まで手法を突き詰めるために、

テクニカル分析をみっちり勉強しています。

今回は、円の動きを読み違えて、反省しているところです。

人間欲が出てしまうと、どうしても、判断ミスを犯してしまうものだと思っているところです。

 

(退会済み)

モウ山先生こんにちは。^^7

相変わらず予想が鋭いですね!

相場は予想するものじゃないと考え、

相場を科学的に分析しようと頑張っている今日この頃なのですが、

モウ山先生のブログを読むたびにファンダ分析の経験測を積み上げる必要性を感じます。

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