NYダウ切り返す15500ドル台を維持＝ドル100円60銭台＝日経先物200円高。

なんとか月曜日の上昇に期待をつなげる状況になって来た。

参議院選挙は明日。結果は自公の圧勝だろう。

つまり強力な安定した政権が出来る事になる。対外的にも好印象になる。

となると「株価上昇」は、多くの方が現実味を帯びて考えるようになる。

無理からぬところである。空売り比率が急低下している事からもうかがえる。

そうなると個人投資家の天敵（▼▼ﾒ）はどういう手を使って儲けようとするか？

よく使われる手が「個人の考えの逆を衝く」事だが昨日はその片鱗を見せた。

要はどちらへでも動きそうだなぁ～と考えられる状況のようだ。

こう言う時は方向がハッキリしてから動くのが一番安全だ。

株式相場に入っている人は「賭場」に入っているのとほぼ変わりがない。

賭場「博打場」は長く居ればいるほど胴元が儲かる仕組みになっている。

「丁だ！半だ！＝買った！売った！」　ふたつにひとつだ。　その意味で博打と株は全く一緒だ。

カジノもパチンコも競艇も競馬も競輪も「入り浸り」している人のほとんどが大損している。

しっかり生計を立ててひと財産を成し遂げた人は、ほんの一握りだけなのが偽らざる現実だね。

株式相場に入り浸ればどうなるか？

儲けなければ！の意識が強くなり、日中の大半を株価ボードとにらめっこする事になる。

当然疲れる。他の仕事が出来難くなる。うまく行かなかったり負けが込んだらイライラが募る。

健康にも精神的にも余りよろしくない。

「株様命」「株様大好き」と毎日株式取引に精を出している人でも、トータルでしっかり黒字決算を出し続けている人はごくごく少数派だろう。

多くの人は良くてトントン、悪くすれば大赤字か塩漬け古漬け屋開業が出来そうなんじゃないかな。

1年間で大儲けが出来る時はせいぜい1回か2回だよ。

この時にしっかり儲けて置いて、あとは儲けを吐き出さないように気をつける事が大切だよね。