今日は日経平均が大きく下げて来ましたね。

チャート的にはあまりよくない形になりました。

　しかしね、株価はもともと上がったり下がったりするもんですよ。

下がったからと言っていちいち動揺していたのでは勝負には勝てません。

こう言う下がった時だからこそ上がる銘柄を見付け易いとも言えます。

　ところがね、個人投資家の多くは余裕資金が窮屈になって来ているものですよ。

含み損が増えたりしてね、ちょっとビビってる人が激増します。

　そもそも余裕資金に対し投下している金額の割合が多過ぎるから危機に弱いのです。

理想は余裕資金の10%以内で投資。これが守れていれば少々下落が来たってどうという事ないですね。

最悪の場合でも早めのロスカットで十分逃げれるし反撃も出来ます。

｢言うは易し　行うは難し｣の諺のように人間には欲望があり、その為に浮気癖が出るのです。

あっちの株が凄く上がっている。欲しいな～～

あら、こっちの株も飛び出しましたよ。乗って見たいわ～～

てなもんでそのうち段々銘柄が増えて来るのです。

　最初は、｢上がったらすぐに利確して逃げよう｣なんて虫のいい事を考えていますが、相場はそうは簡単に問屋が卸してくれません。

買った銘柄は鳴かず飛ばず、その内下がって来始めてやっとわかった｢高値づかみ｣

そんな銘柄が増えている。当然資金も窮屈になっている。

そうこうしているとやって来ました｢じりじり安のドーッスーン下げ｣が

辛抱たまらず損切りｲ～～～

株って儲からないものなのね～なんて嘆いても　あとの祭り。

　そもそも基本が守れてないから勝ち続けるのは所詮無理。

ベテランでも勝ち続ける事は不可能です。

だから負ける事を前提に作戦を立てるのです。

10万円勝って5万円負ければいいのです。これを繰り返せば十分残せますよ。

上手に負ける戦略を持っているかどうかで株で生き残れるかが決まります。

格言いわく｢負けるが勝ち！｣