9月第1回目の3連休、日本列島は台風とそれに伴う豪雨で大変な事になっています。

数十年に1度と言われるほどの大雨で、各地の河川が氾濫の危険に襲われています。

「天災は忘れた頃にやって来る」とは昔からの格言でしたが、最近では温暖化の影響で気候変動が激しく、「天災は忘れる間もなくやって来る」に変わったようです。

全国各地のみなさん！命を守る行動を取りましょう！

　これらの動きはなにかに似てませんか？

そうです、株式市場の動きとそっくりなのです。

　　株価は急変動する。経験あるでしょう。

　行け行けドンドンで強気一点張り！

含み益も凄く増えた。ここでもうひと儲けと全資金投入！ポジション最大に膨らんだ。

夜が明けたら年初来最大の暴落。

　含み益は消し飛んで含み損に。

ロスカット設定などしていなかった。

これだけ大幅安になったら「明日はきっと盛り返すだろう」と自己推薦の相場観。

　次の日も、その次の日も「下に参りﾏ~ｽ」とエレベーター嬢の声。

　「あ”あ”！！ﾁｮｯﾄ降ります。降ろして下さい！」と叫んだ。

　「このｴﾚﾍﾞｰﾀｰは途中で止まりません」と愛想もニベもない辺事。

　株式投資で一番難しいのは「売り時」だと私は思ってます。

安値圏での仕込みは得意ですから問題なし。ところが売り時がこれがまた難しい。

欲を出してホールドしたらドスン下げを見舞われる。それが怖いから「この利益でいいわ」と思って利確したらその後爆上げ~！

　頭と尻尾は差し上げたつもりだったのに、後から見たら自分が喰ったのは頭だけだった。

肉がﾀｯﾌﾟﾘ付いて美味しい腹の部分は他人様が喰っていた。

　ま~こんな事はザラにあるんですよ私にはね。

それでも利食うから残ります。

口に入れて置けば着実に利益は増えますよ。

言い返せば、儲けようとする考えよりか「損を出さないようにするトレード」がいかに大切かを知らしめています。

　個人投資家の多くは負け組。その多くの理由は「儲ける事ばかりに頭が行っている。」

儲けは確立した投資法を堅持していればその内向うからやって来るものです。

それまでの期間は「損を出さない投資法」、出ても「少なく抑える投資法」を続けましょう。

これが儲けるコツなんですよ。