小笠原“新島”更に大きく 長さ400m幅200mに
TBS系(JNN) 11月22日(金)6時34分配信
東京の小笠原諸島の西之島付近に出来た新しい島について、海上保安庁は現地調査の結果、活発な火山活動が続いていて島の長さがおよそ400メートルに達していると発表しました。
海上保安庁が21日、航空機で新しい島の現地調査を行ったところ、火口から高さ900メートルの噴煙が上がるなど、活発な火山活動が続いている様子が確認されました。直径200メートルほどだった島は長さ400メートル、幅200メートルほどに大きくなっているということです。
調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は視察後、「マグマの供給量が多く、活動はしばらく続く」との見方を示しました。また、野上教授は「島として残る可能性が高い」とする一方、「波で侵食されて消滅することもある」ともしていて、今後、年単位での監視が必要だと指摘しました。(22日00:19)