源平合戦で義経が「八艘跳び」という秘技を演じたと語られている。

また京の五条大橋で後の弁慶と争った時、橋の欄干をひらりひらりと跳んだと言われる。

　株式投資に置いて、このような秘技があるんじゃないかと考える株初心者がいるかも知れないね。

勝ち組の人達にはなにか得意な技を持っているのでは？　それはなんだろうとかね。

　株式投資で儲けるには、基本的なルールを地道に守る事が大切なんだよな。

個人投資家の資金量には限度があるのが普通だ。

相場を動かすほどの膨大な資金などないのが当たり前。

だから「資金管理」「ロスカット」「myルール」が生き残りの三種の神器になる訳だ。

　最近の株価上昇続きで、「ロスカットなどしなくてもまた戻って来て騰がったわ」なんて事も多発している。

そうなると今度下がっても、ホールドしていれば戻る筈と考えるようになる。

ロスカット率を超えて下がって来ても「ロスカット無視」で持ち続ける。

　それはやがて思いと反対に株価が戻らない事につながる。資金が固定化して窮屈になる。

悪い現象が連発する。その内ドッスーン下げがやって来る。

今までの儲けが一瞬でパーになる。

　最近の日記を見まわしていると空売りで大損出した人が多発している。

上昇相場で空売りは危険だが不可能と言う訳ではない。

伸び切った所をたたく手法もある訳だからね。

　空売りでやられる人は大抵ルール無視をやっている。

「踏まれたら即ロスカット」は空売りのルールなんだよね。

これを守らない。そのうち下がるだろうとか考えて「売り乗せ」なんかをして事態をより悪化させる。

最後は資金を全部飛ばして市場退場となって来る。

　相場の世界で勝つ為には、「基本ルールを守っての繰り返し」という地道な作業が続けられるかどうかにかかっている。

今回のような上昇相場であっても、下落相場であっても同じ事なんだね。

　記録的な上昇相場で、損を出して負けているなんて事が起こる筈は普通はないんだけどな。

負けている人は原因を考えてみようね。