株価大暴落に合わせるかのように ドルがドスン安 下降線を描いていた。
その急激な下降流が緩やかな流れになり始めた。
2時間チャートではWボトムらしきものも見受けられるが…
下値抵抗線は101.40辺りにあるようで 売り方と買い方が拮抗し合っていた。
昨夜は一時101.352まで下落し、あわや抵抗線突破かと緊張が走り気を揉んだが、どうやら101円半ばを維持して今週の取引を終えた。
終値が101.671であったのでやれやれ安堵となった。
現在チャートはペナント形を構成中なので、転換点は火曜日辺りでないかと推測している。
ウクライナ問題はプーチン外交戦略が冴えわたり、オバマは完敗の様相を呈している。
最後はプーチンが描いた構図通りに進むのだろう。
つまり借金大国ウクライナから回収が出来ない金を、米国やEU,さらにお馬鹿な日本からまでが拠出する事になった。
「借金肩代わり回収大作戦」が成功を収めた瞬間だった。
まだ少々、丁々発止の駆け引きが続くだろうが、ウクライナ問題は国際問題化する峠を越えて国内問題化へと終息して行くのだろう。
プーチンも馬鹿ではない。今のままで終息したのなら、多大な出費や損害を蒙らずに事を収めることが出来る。
大した経済効果のないウクライナ東部地域を、さらにロシアに編入するメリットはないからだ。
諸外国を敵に回してまで東部地域や南西部地域を編入するに足る利益効果はなく、まだ逆にロシアが資金を永遠に出し続ける羽目に陥る。
要は借金国は要りません。肩代わりして金を出してくれる国を引っ張り出したプーチン戦略。
戦費も要らず、兵員の損傷もなく、軍港があるクリミヤだけを編入して「借金肩代わり」という大戦果を得たロシア。
プーチンはまさに「軍師」だな~\(^^)/
それに引き替えオバマは衰えが目立ちすぎる。
シリア、アフガン、すべて米国戦略の失敗ばかりだ。
アフガンなどは米軍が撤退後はタリバンの支配が再び再現されると危惧されている。
これでは元の木阿弥で、戦争で亡くなった大勢の軍人や民間人、戦費に使われた巨額の金は何の意味を成したのだろうか?
愚かなのは戦争なんだがね。