昨日日経情報

ヒロろんさん
日経平均は続落。米アジア株安が投資家心理を悪化、FOMC公表を控え様子見姿勢強く。
9日の東京株式市場の日経平均は続落。前日比11円76銭安の1万5302円65銭となりました。

前場では、米国株安や円高を受け幅広い銘柄に利益確定の売りが先行しました。また、米国ではソーシャルメディアやバイオといったモメンタム株の弱さが目立ったこともあり、新興市場など足元で強い動きをみせていた中小型株に弱い動きが目立ちました。ただ、外国為替市場で円高進行が一服し、25日線が支持線として意識され、売り一巡後は下げ幅を縮める展開となりました。

後場に入ると、上海や香港などアジア諸国・地域の株価指数が総じて下落していることで投資家心理が悪化、日本株にも断続的に持ち高を調整する売りが出て相場の重荷となり、じり安となりました。ただ、安値圏では割安と見た買いも入り、相場の下支えとなりました。また、外国為替市場で円高・ドル安進行の勢いが午前に比べてやや一服したことが短期的な買い戻しを誘ったことも下支え要因となりました。

その後、後場中ごろになると前日から60円程度安い1万5200円台半ばを中心に揉み合いとなりました。米株安に続きアジア株安が投資家心理を悪化させ、日本株にも持ち高を調整する売りが断続的に出て、相場の重荷となりました。また、9日には米国で6月17~18日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される為、様子見姿勢が強まり、積極的な売買は手控えられました。

◆日経平均:1万5302円65銭(前日比-11円76銭)
◆東証1部売買代金:1兆6675億円
◆東証1部出来高:20億4446万株

◆値上り銘柄数:372銘柄
◆値下り銘柄数:1333銘柄
◆変わらず:110銘柄
◆年初来高値銘柄数:92銘柄
◆年初来安値銘柄数:6銘柄
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