嫁が来ない!家系が途絶える恐怖の田舎の長男

大都会で住んでいる人達には理解し難いかも知れないが、地方の農村地帯では今家系が途絶える恐怖が続いている。


「嫁が来ない」のだ!


田舎の田んぼがある専業農家や兼業農家の跡取りに、嫁が来ない状態が深刻化している。

「長男で親が居る。田んぼがある。」これだけの条件だけでもはや恋愛以外では嫁が来ないのだ。


むかしは仲人さんがあちこちにいて、釣書を持ってお世話をしてくれたものだが、最近ではこれらの仲人さんがいなくなっている。


社会や風習が変わってしまって「恋愛」が普通になっている。

一方、贅沢や楽な生活を考える若者が増え、また子供の数が少ないから親も甘えさせて育てる。


1.親がいるとうっとおしい。

2.田んぼは嫌だ。


自分だって結婚して子供を産んだら親になるのに、結婚の条件は「親の面倒は見たくない」だった。

農業はしたくない。旦那の職業は公務員か銀行員か固い仕事が良い。土日祭日が休みで賞与をもらえる職業がいい。このように適齢期の娘は言う。


更に驚くのは農家の親がこう言っている。

「うちには息子と娘が一人ずついるのだが、息子にいい嫁を貰いたいから誰か紹介してくれないか」

その続きがいいのだ、呆れるほど。


「娘には農家でなくて固い職業の人で街に住んでいる人」がいいのだが。


実際爺ちゃんの村では農家の跡取りの40%に嫁が来ていない。

40~50歳で未婚の農家の跡取りは掃いて捨てるほどいる。


家が絶える。農業後継者がいない。ひどい現状を大都会の人は知っているかい?

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>田んぼは嫌だ

相続した次男坊が売り払いましたとさ。
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