5月も今日で終わり。
どうやら今年は「Buy in May」になった様ですね。
好調な企業業績に加え、各社株主還元に積極的な対応を示したことが主な原因だと思いますが
そろそろ大きな調整が起こるのでは?という嫌な予感がし始めました。
まず海外要因としてギリシャ問題が正念場を迎えるため
その行方を見極めたいという投資家心理が働くのが一つ。
また国内要因は、日経平均の円建てPERが16.59倍という適度な水準にあることから
需給の頭打ちや急激な円安の反動が考えられることや
6月中に一応の決着を見せるであろう東芝の粉飾疑惑に対する警戒感も
相場の足を引っ張る様な気がします。
因みに日経平均は昨日まで10連騰と破竹の勢いですが
東証一部の値上がり銘柄数が全体の48%に止まっていることや
新興市場が反落したしたことなどから、相場の勢いは徐々に低下している感じを受けます。
反面、東証一部銘柄のおよそ4割がPBR1倍割れという状況にあるため
こうした銘柄に資金が流れる可能性は残されており、数少ない6月の狙い目になるかも知れません。
ところでDeNAとZMPの合弁会社「ロボットタクシー」がいよいよ本日設立です。