G20が終わったらどうなるだろうかと多くの投資家が結果を待った。
その結果は・・・
日経下落、ドル安円高、日本になんの良い結果も得られていない。
それどころか単独為替介入は禁止、為替に影響を与える政策は事前に各国に通知。
まるで共産主義的な指針だった。
「日本をがんじがらめに拘束しておいたから、後は好きにしていいよ」と投機筋に語るオバマ。
為替介入の手を封じられた日本に対し、俄然元気が出た投機筋は、114円近辺にまで上昇してたドルに猛烈な売り攻勢=円買い。
抵抗すべき政策の手をもがれた円は上昇し円高に。今の時間112円70銭台と円高が続いている。
昨夜のNYダウは「おむすび」のような株価チャートを描いた。
始値より終値が安いと言う悪いチャートだった。一番見たくもない悪いチャート形。
日経先物も一時上昇を続けていたが結果は、終値とチョボチョボの付近だろう。
今日の株式市場も期待薄かな。為替には投機筋、日経には仕手筋が暴れるそんな市場になっている。
為替が112円では輸出企業を中心として決算予想を減額修正する企業が相次ぐ事だろう。
それは株価にとっても重しとなる。
原油価格は33.75ドルと安定している。それなのに為替だけが円高に誘導されている。
オバマは退職後、国際投機筋の顧問に就任するのではと勘繰りたくなる様な現在の状況だね。