権利確定日の今日、日経平均は後場に入り一旦マイナス圏に沈む場面がありました。
その理由は定かではありませんが、年初から11週連続で日本株を売り越している外人が
権利取りの買いに、売りをぶつけたのではないかという思いが、ふと脳裏を過りました。
しかしその後株価は急速に切り返し、TOPIXは高値引けとなりましたが
こちらは恐らく、GPIFが1306「TOPIX連動型上場投資信託」を中心に
大量の買い注文を出したためではないかと推察しています。
同時に日経平均先物にも13時50分頃から断続的な買いが入り
15時までの間におよそ200円上昇して日中の立ち会いを終えました。
<TOPIX先物6月限買い越し上位3社:日中立会い分>
*赤字はGPIFが直接、または間接的に運用を委託している金融機関
大和 +4049
野村 +3448
みずほ証券 +1165
<日経平均先物6月限買い越し額上位3社:日中立会い分>
G.S + 279
ドイツ + 973
野村 + 964
ところで「クジラ」の買いは事前に予想されていただけに
海外勢に絶好の売り場を提供したとも言えそうです。
しかし実需買いによる株価上昇ではないため、何れそのシワ寄せは必ずやって来るでしょう。
因みに、GPIFの「年度末帳尻合わせ」や企業のドレッシング買いは月末まで期待出来るため
個人も海外勢に倣って?一旦逃げる方が賢明かも知れません。(現在お悩み中です^^)
(今日の売買)
4316 ビーマップ(利確)