東京証券取引所は、会計不祥事で特設注意(特注)市場銘柄に指定された東芝株の指定期間を延長するそうです。
11月に子会社の売上高の過大計上が発覚するなど内部管理体制に問題があると判断したようです。
2017年3月15日付で同社株は監理銘柄にも指定されることが決まっており、速やかに内部管理体制確認書を再提出する必要があり、特注解除の判断時期は当初想定の年内から2017年春以降にずれ込むようです。
東芝の審査を担当する日本取引所傘下の自主規制法人が19日に理事会を開き、東芝は法令順守や関連会社の管理になお不備があるとして、特注解除の判断を延長するとの結論を出したそうです。
東芝は2015年9月に東証から特注指定を受け、1年後の2016年9月に内部管理確認書を提出し、自主規制法人が改善状況を審査していたそうです。
東芝が新たに指定される監理銘柄とは上場廃止基準に抵触する可能性がある銘柄を投資家に周知する制度ですが、実際に上場廃止になる可能性は低いようです。
東芝は同日「内部管理体制を確立し特注指定解除に向けて全社一丸で最大限努力をする」とのコメントを発表したそうです。
延長にはなりましたが、たぶん上場廃止にまではならないでしょうね。
(根拠はないですが。。。)
6502:463.1円、 8697:1,755円