☠チベットの死者の書を讀む第29日目![]()
![]()
《慚愧の念もしくは自責への対処法。
トンレンの行》
「
過去に自分が、何かひどいことをした、その状況を、いまだに☁罪悪感を感じる、思い出すのもためらうような状況を、
ありありと思い浮かべなさい。」
「そして吸う息にのせて、それ(罪悪感)に対する全責任を受け入れるのだ。その行ないを一切正当化することなく、自分のしたことを、ありのままに認め、そのうえで、
一心に許しを乞いなさい。」
「そして次に、吐く息に乗せて、
和解を、許しを,癒しを、理解を送り出す。」
「つまり、非難を吸い込み、清算を吐き出すのだ。責任を吸い込み、癒しを、許しを、和解を吐き出すのだ。」
出所;
ソギャム・リンポチェ著「チベットの生と死の書」
この呼吸法は、憶えとこ。60年間も生きてゐりゃ、そこはそこ、人を傷つけたことも有る。意識的に、無意識に、不注意に。
リンポチェ師に、言はせると、この行(トンレンの行)は、とくに強力な効果があるらしひ。和解への道を切り開くこともできる。
また生きてる間に作ったカルマの清算にもなる。
この呼吸とともに思念を操作するといふテクニックは、チベット・ヨーガ独特のものだらふ。
正確にブログに附けるなら、*風(ルン)に、意識は從ひまする。
*風(ルン)≒プラーナ≒気(チー)≒氣(き)
第29日目 おはり