帝国データバンク郡山支店は10日、福島県猪苗代町の沼尻温泉にある「田村屋旅館」が福島地裁会津若松支部へ民事再生法の適用を申請し、倒産したと発表した。負債額は約4億2000万円。新型コロナウイルスの感染拡大が影響したためで、同様の倒産は東北地方で初めてという。同支店によると、田村屋旅館は1886(明治19)年創業。客室40室、宿泊人員250人と沼尻温泉では最大規模で、国内に加え、年間約5000人の外国人利用客があったが、東日本大震災と福島第1原発事故後は客足が激減。この冬は暖冬でスキー客の利用が減り、新型コロナウイルスの感染拡大によるキャンセルが発生して事業が継続できないと判断した。(毎日新聞)
*そうだったのか~。隣町会津若松市出身者としては残念な限りですね~!