TPPは、日本のほか、オーストラリアやカナダなどアジア太平洋地域の11か国による経済連携協定で2018年時点で世界全体のGDPの13%、貿易額の15%、人口5億人をカバーしています。
日本が輸入する農産品や工業品などのうち品目数ベースでおよそ95%、輸出品では100%近くで関税が即時、または段階的に撤廃され、日本がこれまで結んだ自由貿易協定の中で最も高い水準となります。
一方日本は、イギリスとの間でEPA=経済連携協定がことし発効していて、イギリスがTPPに加入したとしても日本経済への直接的な影響は、限定的と見られます。
ただ日本政府としては6000万人以上の人口を抱え、フランスとならぶヨーロッパの経済国であるイギリスがTPPに加入すれば、高いレベルでの貿易や投資のルールをアジア太平洋を越えて広げる一歩になると期待しています。(NHK)
*EU離脱と同じように、期待にそぐわなければまた離脱するのではないの?