◆ 一時“155円割れ”も… - 最終的には“156円台”へ巻き戻し
前日の余波が続く中、ドル円は一時“155円割れ(安値は154.985円)”へとさらに値を落とす場面が見られました。
ただその後は「トランプ大統領就任式を控えた週末」ということもあり、“ポジション調整”が主体となりました。
欧州タイム序盤には『日銀メンバーの過半数は1月利上げを支持』との報道が流れたものの“円買い”は限定され、NYタイム中盤には“156.379円”へと巻き戻されていきました。
なおIMFは「米国経済見通し」を“上方修正(2.2%→2.7%)”し、これが“米10年債利回り上昇→ドル買い”を促したと見る向きもあります。
ただ“買い戻し”された時間帯等を踏まえれば、やはりイベントを控えた“ポジション調整”と見るのが妥当なように思います。
◆ いよいよ注目の大一番 - トランプ大統領就任式
こうした中、いよいよ本日は「トランプ大統領就任式」を迎えます。
就任直後には「数多くの大統領令」に署名とも伝わっていますので、“関税を巡る思惑”がマーケット揺るがす可能性については否めないところがあります。
ただ“どの程度”の数になるかは不透明といわざるを得ず、“その内容”についても「蓋を開けるまでわからない」といった類のものになります。
そうなると実際に確認するまでは、やはり“様子見主体”都考えざるを得ない・・・?
「日銀1月利上げ観測」が高まっていますが、結果次第でマーケットが“右往左往”する可能性を踏まえれば、やはり現時点では“新規のポジション構築”は手控えられると見るのが妥当なところ…。
基本は“様子見”、先週末に反発したことを踏まえれば“やや下押し”を想定しつつ、その時を待ちたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
157.380(1/10~1/17の61.8%戻し)
157.290(20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
157.000(大台)
上値5:156.919(1/10~1/17の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値4:156.779(ピボット1stレジスタンス)
上値3:156.532(1/16高値)
上値2:156.457(1/10~1/17の38.2%戻し、-1σ)
上値1:156.379(1/17高値)
前営業日終値:156.272
下値1:156.198(1/17安値後の23.6%押し)
下値2:155.961(1/17安値後の38.2%押し、大台)
下値3:155.769(1/17安値後の50%押し)
下値4:155.661(日足・一目均衡表基準線、-2σ)
下値5:155.577(1/17安値後の61.8%押し)
155.340(1/17安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
154.965(1/17安値、12/3~1/10の38.2%押し、大台)
154.848(50日移動平均線)
154.438(12/19安値、ピボット2ndサポート)
154.176(週足・一目均衡表先行スパン上限)
《10:55》
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