*07:53JST NYの視点:9月FOMCで0.75%利下げ支持派も浮上、PPIが予想外の低下
米国労働統計局(BLS)が発表した8月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.1%と、予想外に4月来のマイナスに落ち込んだ。前年比では+2.6%と、7月+3.1%から加速予想に反し鈍化し、6月来で最低。企業は関税によるコストの大幅上昇を販売価格に反映させることを回避している証拠と考えられている。ガソリンや野菜の値段が下落したことが全体指数を押し下げた。
変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比-0.1%。7月+0.7%から鈍化も予想外に4月来のマイナスとなった。前年比では+2.8%と、7月+3.4%から加速予想に反し鈍化し、6月来で最低となった。卸売業者と小売業者の利益率は1.7%低下し、低下率は2009年に統計開始以降最大に並んだ。
サービス価格の3四半期連続の低下は機械や自動車が押し下げたとBLSは説明。11日に発表予定の消費者物価指数(CPI)は前年比で加速、食品、エネルギー除いたコア指数は前月から変わらず+3.1%が想定されている。
PCE構成項目ともなる航空運賃は前月比+1.0%と、7月+1.1%から伸びが鈍化する見通し。また、ポートフォリオ管理も同比+2.0%と、前月の+5.8%から伸び鈍化が予想されている。医療は+0.1%と、前月0%と前月から小幅加速。PCEもインフレの鎮静化を示す可能性がある。一部、エコノミストは9月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利下げを予想している。
<CS>
変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比-0.1%。7月+0.7%から鈍化も予想外に4月来のマイナスとなった。前年比では+2.8%と、7月+3.4%から加速予想に反し鈍化し、6月来で最低となった。卸売業者と小売業者の利益率は1.7%低下し、低下率は2009年に統計開始以降最大に並んだ。
サービス価格の3四半期連続の低下は機械や自動車が押し下げたとBLSは説明。11日に発表予定の消費者物価指数(CPI)は前年比で加速、食品、エネルギー除いたコア指数は前月から変わらず+3.1%が想定されている。
PCE構成項目ともなる航空運賃は前月比+1.0%と、7月+1.1%から伸びが鈍化する見通し。また、ポートフォリオ管理も同比+2.0%と、前月の+5.8%から伸び鈍化が予想されている。医療は+0.1%と、前月0%と前月から小幅加速。PCEもインフレの鎮静化を示す可能性がある。一部、エコノミストは9月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利下げを予想している。
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