*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、ドル買い・円売り地合いは変わらず
22日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢は回避され、ドル買い地合いは継続の見通し。また、日銀の利上げ時期の後退や財政懸念の円売りもドルを支える。
前週末は主要中銀の政策決定が集中し、それらを消化する展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定ほどハト派に傾斜せず、米長期金利の上昇を背景にドル売りは抑制される展開となった。ユーロ・ドルは1.1760ドル台から失速し、ドル・円は147円80銭付近で下げ渋った。週明けアジア市場は米株高を受けた日経平均株価の強含みで円売り優勢となり、ドル・円は堅調、クロス円もそれに追随する値動きとなった。
この後の海外市場で重要経済指標や要人発言など重要イベントは予定されておらず、リスク要因の後退により円売りに振れやすい地合いが見込まれる。FRBは年内の追加利下げ見通しを示しているものの、長期金利は低下せず、ドル買いに振れやすい展開が続くだろう。米中通商協議の進展も意識され、リスク選好ムードが広がる可能性もあろう。また、日銀の利上げ観測は後退、自民党総裁選の告示で財政悪化も懸念され、円売りを支援しそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・8月シカゴ連銀全米活動指数(予想:-0.16、7月:-0.19)
・23:00 ユーロ圏・9月消費者信頼感(予想:-15.0、8月:-15.5)
<CS>
前週末は主要中銀の政策決定が集中し、それらを消化する展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定ほどハト派に傾斜せず、米長期金利の上昇を背景にドル売りは抑制される展開となった。ユーロ・ドルは1.1760ドル台から失速し、ドル・円は147円80銭付近で下げ渋った。週明けアジア市場は米株高を受けた日経平均株価の強含みで円売り優勢となり、ドル・円は堅調、クロス円もそれに追随する値動きとなった。
この後の海外市場で重要経済指標や要人発言など重要イベントは予定されておらず、リスク要因の後退により円売りに振れやすい地合いが見込まれる。FRBは年内の追加利下げ見通しを示しているものの、長期金利は低下せず、ドル買いに振れやすい展開が続くだろう。米中通商協議の進展も意識され、リスク選好ムードが広がる可能性もあろう。また、日銀の利上げ観測は後退、自民党総裁選の告示で財政悪化も懸念され、円売りを支援しそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・8月シカゴ連銀全米活動指数(予想:-0.16、7月:-0.19)
・23:00 ユーロ圏・9月消費者信頼感(予想:-15.0、8月:-15.5)
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