*12:08JST アイル Research Memo(8):システムソリューション事業が成長を継続
■アイル<3854>の業績動向
2. 事業別の動向
(1) システムソリューション事業
システムソリューション事業は売上高が前期比10.8%増の16,989百万円、売上総利益が同9.7%増の9,499百万円、売上総利益率が同0.6ポイント低下して55.9%となった。売上総利益率は前期のサーバー入れ替え特需の反動、Windows10サポート終了に伴うPC入れ替えで利益率の低いハード売上高の増加、子会社ウェブベースの粗利率低下などの影響で低下したが、大型案件を中心にプロジェクトが進捗し、ストック収益の積み上げも寄与して増収増益となった。製販一体体制をはじめとした継続的な利益向上施策、新規顧客獲得と大型案件増加、クラウド月額利用料値上げなどの施策により成長を継続した。
(2) Webソリューション事業
Webソリューション事業は売上高が前期比6.3%増の2,305百万円、売上総利益が同4.2%増の1,160百万円、売上総利益率が同5.2ポイント上昇して56.5%となった。このうちCROSS事業は売上高が同8.1%増の1,767百万円、売上総利益が同5.3%増の998百万円、売上総利益率が同1.5ポイント低下して56.5%となった。EC消費行動の変化により小規模EC事業者には事業縮小や撤退を行う動きが見られたが、この対策として中堅・大企業へのアプローチを強化して大型案件獲得に努め、増収増益と順調に推移した。売上総利益率は、「CROSS MALL」のサポート品質向上に伴って2025年3月より既存顧客に対して価格改定を実施したが、「BACKYARD」開発など先行投資の影響、第3四半期に発生したセキュリティ検証費用の影響で低下した。その他Web事業は横ばいだった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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2. 事業別の動向
(1) システムソリューション事業
システムソリューション事業は売上高が前期比10.8%増の16,989百万円、売上総利益が同9.7%増の9,499百万円、売上総利益率が同0.6ポイント低下して55.9%となった。売上総利益率は前期のサーバー入れ替え特需の反動、Windows10サポート終了に伴うPC入れ替えで利益率の低いハード売上高の増加、子会社ウェブベースの粗利率低下などの影響で低下したが、大型案件を中心にプロジェクトが進捗し、ストック収益の積み上げも寄与して増収増益となった。製販一体体制をはじめとした継続的な利益向上施策、新規顧客獲得と大型案件増加、クラウド月額利用料値上げなどの施策により成長を継続した。
(2) Webソリューション事業
Webソリューション事業は売上高が前期比6.3%増の2,305百万円、売上総利益が同4.2%増の1,160百万円、売上総利益率が同5.2ポイント上昇して56.5%となった。このうちCROSS事業は売上高が同8.1%増の1,767百万円、売上総利益が同5.3%増の998百万円、売上総利益率が同1.5ポイント低下して56.5%となった。EC消費行動の変化により小規模EC事業者には事業縮小や撤退を行う動きが見られたが、この対策として中堅・大企業へのアプローチを強化して大型案件獲得に努め、増収増益と順調に推移した。売上総利益率は、「CROSS MALL」のサポート品質向上に伴って2025年3月より既存顧客に対して価格改定を実施したが、「BACKYARD」開発など先行投資の影響、第3四半期に発生したセキュリティ検証費用の影響で低下した。その他Web事業は横ばいだった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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