概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、米中会談の合意に期待
配信元:フィスコ
投稿:2025/10/21 10:45
*10:45JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、米中会談の合意に期待
【ブラジル】ボベスパ指数 144509.32 +0.77%
20日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1110.69ポイント高(+0.77%)の144509.32で引けた。日中の取引レンジは143,396.40-145,216.10となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米中会談の合意に期待が高まっていることが好感され、買いは広がった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。内部要因では、成長予想の上方修正が好感された。2025年の成長予想は前回調査の2.16%から2.17%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2744.83 +4.35%
20日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.69ポイント高(+0.87%)の2744.83となった。日中の取引レンジは2,726.99 ? 2,757.39となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米中関係の悪化懸念が後退していることが好感され、買いは継続。また、米ロ首脳会談への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 84363.37 +0.49%
20日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比411.18ポイント高(+0.49%)の84363.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.30ポイント高(+0.52%)の25843.15で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。SENSEX指数は約52週ぶりの高値を更新した。デイワリ祭の突入に伴う消費の拡大期待から小売りなどを中心に買いが広がった。また、企業業績の改善期待などが指数をサポート。外部環境では、米中関係の悪化懸念がやや緩和していることが好感された。
【中国】上海総合指数 3863.89 +0.63%
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.14ポイント高(+0.63%)の3863.89ポイントと反発。米中は首脳会談に向け通商上の規制を巡って交渉が続いているが、関係改善に向けた動きも見え始めている。10月末に開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて米中首脳会談が開かれる見通しとなったことが好感されたようだ。
また、中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について議論する予定。本日公表された中国の経済指標では、7-9月期国内総生産(GDP)成長率が前年同期比+4.8%で市場予想をやや上回った。同時発表の9月鉱工業生産は市場予想を上回ったが、9月小売売上高は前月実績を下回った。
<AK>
20日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1110.69ポイント高(+0.77%)の144509.32で引けた。日中の取引レンジは143,396.40-145,216.10となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米中会談の合意に期待が高まっていることが好感され、買いは広がった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。内部要因では、成長予想の上方修正が好感された。2025年の成長予想は前回調査の2.16%から2.17%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2744.83 +4.35%
20日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.69ポイント高(+0.87%)の2744.83となった。日中の取引レンジは2,726.99 ? 2,757.39となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米中関係の悪化懸念が後退していることが好感され、買いは継続。また、米ロ首脳会談への期待感も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 84363.37 +0.49%
20日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比411.18ポイント高(+0.49%)の84363.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同133.30ポイント高(+0.52%)の25843.15で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。SENSEX指数は約52週ぶりの高値を更新した。デイワリ祭の突入に伴う消費の拡大期待から小売りなどを中心に買いが広がった。また、企業業績の改善期待などが指数をサポート。外部環境では、米中関係の悪化懸念がやや緩和していることが好感された。
【中国】上海総合指数 3863.89 +0.63%
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.14ポイント高(+0.63%)の3863.89ポイントと反発。米中は首脳会談に向け通商上の規制を巡って交渉が続いているが、関係改善に向けた動きも見え始めている。10月末に開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせて米中首脳会談が開かれる見通しとなったことが好感されたようだ。
また、中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について議論する予定。本日公表された中国の経済指標では、7-9月期国内総生産(GDP)成長率が前年同期比+4.8%で市場予想をやや上回った。同時発表の9月鉱工業生産は市場予想を上回ったが、9月小売売上高は前月実績を下回った。
<AK>
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