*15:12JST 芙蓉総合リース---債権の取立不能に伴う損失計上および通期連結業績予想の修正
芙蓉総合リース<8424>は23日、取引先に対する債権につき取立不能又は取立遅延のおそれが生じたことにより損失を計上し、2025年5月9日に公表した2026年3月期通期連結業績予想を修正した。
当該取引先は、欧州地域において同社のアライアンス先が主導する再生可能エネルギー事業の開発資金を調達することを目的として設立されている。
当該取引先は個別のプロジェクト持株会社を通じて複数の再生可能エネルギー事業を開発しており、そのうちスペインの一部プロジェクトにおいて資金不足を理由に開発が遅延していることが判明した。これを受け、同社は回収可能性を検討した結果、債権の一部で金額及び時期に不確実性が存在し、取立不能又は取立遅延のおそれがあると判断した。
債権の種類および金額は、営業貸付金が43億円(連結純資産に対する割合0.8%)、営業投資有価証券が286億円(同5.4%)であり、合計329億円(同6.2%)である。連結純資産に対する割合は2026年3月期第1四半期(4月~6月)の決算実績を基に算定している。
事業領域拡大の過程で一過性の損失を計上するも、収益基盤は中期的に着実に拡充している。成長トレンドは継続しており、引き続き2027年3月期を最終年度とする中期経営計画目標の達成の見込みである。長期的かつ安定的な配当の継続により、株主への利益還元に努める基本方針に変更はなく、2026年3月期の配当予想については修正しない。
<AK>
当該取引先は、欧州地域において同社のアライアンス先が主導する再生可能エネルギー事業の開発資金を調達することを目的として設立されている。
当該取引先は個別のプロジェクト持株会社を通じて複数の再生可能エネルギー事業を開発しており、そのうちスペインの一部プロジェクトにおいて資金不足を理由に開発が遅延していることが判明した。これを受け、同社は回収可能性を検討した結果、債権の一部で金額及び時期に不確実性が存在し、取立不能又は取立遅延のおそれがあると判断した。
債権の種類および金額は、営業貸付金が43億円(連結純資産に対する割合0.8%)、営業投資有価証券が286億円(同5.4%)であり、合計329億円(同6.2%)である。連結純資産に対する割合は2026年3月期第1四半期(4月~6月)の決算実績を基に算定している。
事業領域拡大の過程で一過性の損失を計上するも、収益基盤は中期的に着実に拡充している。成長トレンドは継続しており、引き続き2027年3月期を最終年度とする中期経営計画目標の達成の見込みである。長期的かつ安定的な配当の継続により、株主への利益還元に努める基本方針に変更はなく、2026年3月期の配当予想については修正しない。
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