～電力コストの最適化とBCP対策を通じて、医療・介護・福祉分野における持続可能な施設運営を支援～

　株式会社リミックスポイント（証券コード：3825、本社：東京都港区、代表取締役社長CEO 高橋 由彦、以下「当社」）は、医療・介護・福祉施設における経営課題の一つである電力コストの最適化と、BCP対策の推進を目指し、株式会社ユカリア（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：三沢 英生、以下「ユカリア」）、ユカリアの子会社である株式会社ゼロメディカル（本社：東京都港区、代表取締役：原 征弘、以下「ゼロメディカル」）との業務提携契約を締結いたしました。
　このたびの提携により、ユカリアグループの幅広いネットワークを活用し、全国の医療・介護・福祉施設へのアプローチが可能となりました。本取り組みにおいて当社は、エネルギーソリューションを通じて各施設が抱える課題の解決を図り、持続可能な施設運営を支援してまいります。




■提携の背景と目的
　近年、電力市場において価格変動が見られる中、24時間稼働の設備を要する医療・介護・福祉施設にとって、電力コストの最適化は重要な経営課題の一つとなっています。さらに、大規模災害による停電やインフラ障害などの緊急事態に備え、事業継続計画（BCP）の策定と電力の安定確保が一層求められています。
　当社は2025年５月30日付で、当時完全子会社であったゼロメディカルの全株式をユカリアに譲渡[1]しました。これにより、ユカリアグループを通じて、ゼロメディカルが培ってきた顧客基盤に加え、全国の医療施設（約8,000件[2]）、介護施設（約13,700件[3]）を含む広範囲な医療・介護・福祉施設へのアプローチが可能となりました。
　本提携は、当社のエネルギーソリューションと、ユカリアグループが誇る全国各地のネットワークを活用し、医療・介護・福祉施設における課題解決を目的とするものです。具体的には、提携先の医療・介護機関をはじめとする各種施設に対して、当社が提供する電力サービス「リミックスでんき」を通じ、電力コストの最適化を図ります。さらに、当社が取り扱いをしている蓄電池や発電機の導入を組み合わせることで、BCP対策の強化も支援します。これにより、災害に強く持続可能な施設運営を実現するとともに、医療・介護・福祉分野における新たな価値の創出と地域社会のレジリエンス向上に貢献してまいります。

[1] 詳細につきましては、2025年４月25日開示「連結子会社の異動を伴う株式譲渡及び特別利益の計上の見込みに関するお知らせ」をご参照ください。
[2] 厚生労働省「医療施設動態調査（令和６年６月末概数）」より
[3] 厚生労働省「令和5年介護サービス施設・事業所調査の概況（表1施設・事業所数）」より

■本取り組みの概要
　３社は互いに連携し、ユカリアグループの提携機関をはじめとする医療・介護・福祉施設における電力コストの最適化及びBCPの実現に取り組みます。

リミックスポイント：電力供給や再生可能エネルギー関連商材、補助金申請支援などのエネルギーソリ　
　　　　　　　　　　ューションを医療・介護・福祉施設に提供。
ユカリアグループ　：ユカリアグループが提携する医療・介護・福祉施設をはじめとした販売ネットワ　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ークを紹介。ゼロメディカルを通じ、当社が提供するサービスの導入を各種施設　　
　　　　　　　　　　に対して提案。




■導入予定の蓄電池・発電機について

　下記は、導入を予定している産業用蓄電池および発電機の一例です。




■ユカリア社について

■ゼロメディカル社について


株式会社リミックスポイント
リミックスポイントは、社会と環境へ新しいスタンダードの提供を目指し、脱炭素を推進する東証スタンダード上場企業です。主力とする電力小売業をはじめ、補助金・省エネコンサルティング、蓄電池などの多角的な事業を展開。カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギー活用全般に幅広く取り組んでいます。さらに、2024年からは円に代わる資産としてビットコインを中心とした暗号資産の備蓄を開始し、現在は国内有数のビットコイン保有企業としても注目されています。リミックスポイントグループでは、エネルギー分野と暗号資産分野の知見を活かし、「エネルギー×テクノロジー」の両面から、持続可能な社会の実現に貢献するサービス・事業を展開してまいります。
　これからのリミックスポイントグループの取り組みにご期待ください。

　公式サイト：https://www.remixpoint.co.jp/
　公式X（旧Twitter）：https://x.com/remixpoint_x