日銀会合後、振幅を経てやや円売り=東京為替概況
日銀会合後、振幅を経てやや円売り=東京為替概況
日銀金融政策決定会合は市場の予想通り0.25%の利上げを決定し、政策金利は0.75%となった。
ドル円は今朝155円50銭台で始まり、日銀会合前に155円80銭台まで上昇。発表後はいったん155円60銭を付けたものの、すぐに反発し156円16銭を付けた。利上げ自体はほぼ完全に織り込まれていた。利上げの投票が全会一致で据え置き投票がなかったこと(物価見通しのところで2名の反対)、声明が基本的に前回を踏襲しており、依然緩和的などの文言が残されたことなどが円買いを誘い、155円60銭への下げとなったが、総じて想定内との見方が強く、材料出尽くし感の円売りが優勢となった。
今夏の利上げを受けて日本の長期債利回りが上昇。ベンチマークとなる10年債が会合前の1.97%台から発表後すぐに2%超えまで上昇したことで円買いが入り、ドル円は高値から155円70銭台まで急落の場面も、すぐに156円00銭台に戻すなどしっかり。その後日本国債利回りは2.02%を付けたが、円買いの反応は限定的に留まっている。
ユーロ円はドル円同様に朝はややしっかりで、182円33銭のスタートから日銀会合前に182円70銭台を付けた。会合後の円買いに182円40銭台を付けたが、すぐに反発し、183円00銭を付けている。その後円債利回り上昇で182円50銭台を付けるも、安値からは買いが出た。
ポンド円は朝の208円00銭台から208円50銭を付けて日銀会合を迎え、208円20銭台への下げを経て208円85銭まで上昇。208円30銭台を付けた後208円70銭台としっかり。
ユーロドルは1.17台前半でもみ合い。朝からのレンジは1.1716-1.1729、ポンドドルは1.3370-1.3387レンジ。
MINKABUPRESS 山岡
日銀金融政策決定会合は市場の予想通り0.25%の利上げを決定し、政策金利は0.75%となった。
ドル円は今朝155円50銭台で始まり、日銀会合前に155円80銭台まで上昇。発表後はいったん155円60銭を付けたものの、すぐに反発し156円16銭を付けた。利上げ自体はほぼ完全に織り込まれていた。利上げの投票が全会一致で据え置き投票がなかったこと(物価見通しのところで2名の反対)、声明が基本的に前回を踏襲しており、依然緩和的などの文言が残されたことなどが円買いを誘い、155円60銭への下げとなったが、総じて想定内との見方が強く、材料出尽くし感の円売りが優勢となった。
今夏の利上げを受けて日本の長期債利回りが上昇。ベンチマークとなる10年債が会合前の1.97%台から発表後すぐに2%超えまで上昇したことで円買いが入り、ドル円は高値から155円70銭台まで急落の場面も、すぐに156円00銭台に戻すなどしっかり。その後日本国債利回りは2.02%を付けたが、円買いの反応は限定的に留まっている。
ユーロ円はドル円同様に朝はややしっかりで、182円33銭のスタートから日銀会合前に182円70銭台を付けた。会合後の円買いに182円40銭台を付けたが、すぐに反発し、183円00銭を付けている。その後円債利回り上昇で182円50銭台を付けるも、安値からは買いが出た。
ポンド円は朝の208円00銭台から208円50銭を付けて日銀会合を迎え、208円20銭台への下げを経て208円85銭まで上昇。208円30銭台を付けた後208円70銭台としっかり。
ユーロドルは1.17台前半でもみ合い。朝からのレンジは1.1716-1.1729、ポンドドルは1.3370-1.3387レンジ。
MINKABUPRESS 山岡
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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