午前:債券サマリー 先物は続落、財政悪化を懸念した売り続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/20 11:51
 20日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。衆院選の公約に与野党が消費税減税を盛り込む見通しであることから財政悪化を懸念した売りが続いた。

 高市早苗首相は19日夕に記者会見を行い、23日に召集する通常国会の冒頭で衆院を解散すると正式に表明。衆院選で食料品にかかる消費税を2年間に限りゼロにする案の実現を自民党の公約として掲げる考えを示した。立憲民主党と公明党が立ち上げた新党「中道改革連合」も19日公表した基本政策で「食料品消費税ゼロ」を盛り込んでおり、選挙結果に関わらず財政拡大の方向性が打ち出されるとの見方が強まっている。また、この日に財務省が実施する20年債入札に対する警戒感もあり、債券先物は午前10時10分すぎに一時130円89銭まで軟化した。

 午前11時の先物3月限の終値は前日比25銭安の131円09銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.330%と、1999年2月以来およそ27年ぶりの高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ