NY株式:NYダウは588.64ドル高、欧州との対立懸念が後退

配信元:フィスコ
投稿:2026/01/22 07:14
*07:14JST NY株式:NYダウは588.64ドル高、欧州との対立懸念が後退 米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は588.64ドル高の49077.23ドル、ナスダックは270.50ポイント高の23224.82で取引を終了した。

トランプ大統領が世界経済フォーラム(WEF)年次総会での演説で、グリーンランド取得で武力行使を除外すると発言し、寄り付き後、上昇。大統領のタカ派的態度の軟化で安心感から終日買戻しが継続した。終盤にかけ、トランプ大統領がソーシャルメディア投稿で、グリーンランド取得を巡り将来のディ―ルに向けた骨組みで北大西洋条約機構(NATO)と合意に達し、対欧州の追加関税計画を撤回する方針を示したため、買い戻しに一段と拍車がかかり上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。

半導体のインテル(INTC)は決算への期待や、アナリストの投資判断・目標株価引き上げで上昇。エネルギー、エンジニアリングおよび建設サービスを提供するハリバートン(HAL)は第4四半期決算で調整後の一株当たり利益が予想を上回り、上昇。ゲーム販売のゲームストップ(GME)は最高経営責任者(CEO)のコーエン氏による自社株購入が当局への届け出で明らかになり、買われた。

食品加工会社のクラフト・ハインツ(KHC)は著名投資家のバフェット氏が退任後、新CEOアベル氏率いる保険のバークシャー・ハサウエイ(BRK)が長期保有する同社株を売却する計画が当局への報告で明らかになり、下落。動画配信のネットフリックス(NFLX)は第4四半期決算で増収増益、会員数3.25億人突破を発表したが、利益率の見通しが弱く、さらに、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収に向けた資金調達で、自社株買いを一時停止する計画を発表し、下落。

トランプ政権が連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事の解任を認めるよう訴えている訴訟で、最高裁は、「FRBの独立性を揺るがし、市場を動揺させかねない」と警戒感を表明した。


(Horiko Capital Management LLC)

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配信元: フィスコ