ドル高やや優勢でドル円は一時157円台=東京為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/05 15:55
ドル高やや優勢でドル円は一時157円台=東京為替概況

 ドル円は昨日の市場で、週末の衆議院選挙をにらんだ円売りと、米ISM非製造業景気指数などの好結果を受けたドル買いから、156円台後半まで上昇した。NY夕方に156円95銭と157円の大台に迫ったものの、一歩及ばずという展開で東京朝を迎えた。東京市場でも午前中から何度も156円90銭近辺を試したが、大台を前に足踏みする状況が続いた。貴金属市場の急落などがリスク警戒を誘う場面もあったが、午前中の押し目は156円71銭まで、午後は156円69銭までと、限定的なものにとどまった。日経平均株価が半導体関連株を中心とした売りに押され、一時500円超の下げを見せるなどリスク回避の動きも強まったが、ドル円は底堅く推移。午後に入り貴金属相場の下げが落ち着くと、157円06銭まで上値を伸ばした。もっとも、157円台での買いには慎重な姿勢も強く、その後はすぐに156円80銭台へ押し戻されている。

 ユーロドルはやや上値の重い展開。1.1800ドル台での推移から、昼前後に1.1783ドルを付け、その後は1.1790ドルを挟んでのもみ合いとなった。ドル高が優勢となっているが、値幅は限定的。この後のECB理事会では政策金利の据え置きが確実視されている。2026年中は据え置きが続くとの見方が市場で広がっており、波乱要素が少ないことから、現時点では目立った材料とはなっていない。

 ポンドドルもドル高を受けて軟調。1.3650ドルを挟んだ推移から売りが先行し、午後に入っても下げ幅を広げて1.3607ドルを付けた。ECBと同様に、本日の英中銀金融政策会合も政策金利の据え置きが見込まれている。もっとも、会合に合わせて公表される四半期報告(金融政策報告)で物価の見通しが下方修正されるとの観測があり、早期の追加利下げ期待がポンド売りに拍車をかけている。

 ユーロ円は185円を挟んでの推移。対ドルでのユーロ安もあり、朝方の185円20銭台から昼過ぎには184円71銭まで売られた。午後に入り、ドル円が157円台に乗せる局面で185円15銭まで値を戻したが、その後はすぐに184円90銭台へ失速するなど、方向感を欠く動きとなっている。

 ポンド円は朝方の214円台前半から、対ドルでのポンド安に押されて昼過ぎに213円48銭まで下落。午後は213円台後半での推移となった。ドル円が157円台を付けた際に213円89銭まで連れ高となったが、すぐに213円50銭台へ押し戻されるなど、上値の重さが目立っている。

MINKABUPRESS 山岡

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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