午後に入って円売り優勢=東京為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/03/06 15:49
午後に入って円売り優勢=東京為替概況
   
 前日の市場でイラン紛争長期化懸念などを受けて有事のドル買いが進み、ドル円は157.85円まで上昇。NY夕方にかけて上昇が緩み、157円台半ばに下げて東京朝を迎えた。午前中は比較的様子見ムード。目立った材料がない中で落ち着いた動きとなり、157.50円を挟んで157.39-157.62円レンジでの推移となった。
  
 午後に入ってドル高円安が優勢となった。朝方は売りが先行し、一時前日比700円を超える下げとなっていた日経平均が、安値一服後に上昇へ転じ、午後には安値から1100円以上の反発となったことなどが好感され、リスク回避後退の円売りが入った。イラン紛争に関しては、米下院が「戦争権限制限案」を前日の上院に続いて否決したとの報道もあったが、想定通りであり影響は限定的。片山財務相が「(日本経済が)再びデフレに戻る見込みがないとまで言えない」と発言したことなども円売りを誘った。ドル円は157.90円までと昨日の高値を更新。節目である158.00円手前の売りが上値を抑えているものの、堅調な地合いとなっている。
  
 ユーロドルは1.1603-1.1621ドルと狭いレンジでもみ合い。中東情勢などをにらみ、週末越しのポジション維持に慎重な姿勢。ユーロ円はドル円の上昇もありしっかり。朝方は182.74-182.95円レンジでもみ合った後、昼前に183.00円を付けると、午後は円売りを受けて昨日高値183.09円を超え、183.25円まで上昇した。
  
 ポンドドルは1.3340-1.3373ドルレンジ。ユーロドル同様に様子見ムード。ポンド円は朝方の210.20円から210.94円まで上昇。株高を受けた円売りが優勢となった。
  
MINKABUPRESS 山岡

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