5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.0％減の1515億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同26.9％減の1068億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、グローバルＸ　ゲーム＆アニメ－日本株式ＥＴＦ <2640> 、グローバルＸ　デジタル・イノベーション－日本株式ＥＴＦ <2626> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> など8銘柄が新高値。ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ｉシェアーズ　日本国債７－１０年　ＥＴＦ <236A> 、ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> は5.26％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.53％安、ＶＩＸ短期先物指数ＥＴＦ <318A> は4.21％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.31％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.12％安と大幅に下落。

　日経平均株価が71円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金691億5400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均926億6700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が76億5700万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が61億3200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が57億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が52億7200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が45億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース