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日経平均は反発、幅広い銘柄が堅調推移
*12:07JST 日経平均は反発、幅広い銘柄が堅調推移
日経平均は反発。461.22円高の50610.04円(出来高概算12億878万株)で前場の取引を終えている。
前日11日の米国株式市場は指数によって高安まちまち。ダウ平均は646.26ドル高の48704.01ドル、ナスダックは60.30ポイント安の23593.86で取引を終了した。ダウは終日プラス圏でしっかりとした展開、前日の追加利下げを素直に好感する買いが相場を支え最高値を更新した。ナスダックは終日軟調。前日に発表されたオラクルの第2四半期決算の内容がAIバブル懸念を再燃させ、AI関連株へ売りが波及した。
米株市場を横目に、12日の日経平均は331.41円高の50480.23円と3日ぶり反発して取引を開始した。朝方に上げ幅を広げた後は、買い一巡感が台頭。やや上げ幅を縮小して、50600円付近で推移した。昨日の米株式市場でダウ平均が大幅高で最高値を更新したことが国内投資家心理の支えとなった。また、25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。
ただ、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場でもハイテク株や半導体関連株の下落が指数の重しとなった。
個別では、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、信越化<4063>、日東電<6988>、トヨタ<7203>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、京セラ<6971>、住友不<8830>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、コナミG<9766>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、KDDI<9433>、荏原<
6361>、スクリン<7735>、エムスリー<2413>、ソシオネクスト<6526>、住友ファーマ
<4506>、ローム<6963>、クボタ<6326>、日電硝<5214>、INPEX<1605>、ニコン<7731>
などの銘柄が下落。
業種別では、繊維製品、不動産業、銀行業など幅広い業種が上昇した一方で、鉱業、水産・農林業の2業種のみが下落した。
後場の日経平均株価は、プラス圏での堅調推移となるか。前場時点のTOPIX(東証株価指数)も大幅高となっており、東証プライム市場の値上がり銘柄数は89%と幅広い銘柄がプラス圏で推移していた。引き続き幅広い銘柄に物色が向かうか注目しておきたい。一方、週末要因に加えて、来週は16日に11月の米雇用統計、18日に11月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることに加え、18-19日には日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして、後場は積極的な買いを見送る動きも広がりそうだ。
<AK>
前日11日の米国株式市場は指数によって高安まちまち。ダウ平均は646.26ドル高の48704.01ドル、ナスダックは60.30ポイント安の23593.86で取引を終了した。ダウは終日プラス圏でしっかりとした展開、前日の追加利下げを素直に好感する買いが相場を支え最高値を更新した。ナスダックは終日軟調。前日に発表されたオラクルの第2四半期決算の内容がAIバブル懸念を再燃させ、AI関連株へ売りが波及した。
米株市場を横目に、12日の日経平均は331.41円高の50480.23円と3日ぶり反発して取引を開始した。朝方に上げ幅を広げた後は、買い一巡感が台頭。やや上げ幅を縮小して、50600円付近で推移した。昨日の米株式市場でダウ平均が大幅高で最高値を更新したことが国内投資家心理の支えとなった。また、25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。
ただ、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場でもハイテク株や半導体関連株の下落が指数の重しとなった。
個別では、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、信越化<4063>、日東電<6988>、トヨタ<7203>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、京セラ<6971>、住友不<8830>、伊藤忠<8001>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、コナミG<9766>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、KDDI<9433>、荏原<
6361>、スクリン<7735>、エムスリー<2413>、ソシオネクスト<6526>、住友ファーマ
<4506>、ローム<6963>、クボタ<6326>、日電硝<5214>、INPEX<1605>、ニコン<7731>
などの銘柄が下落。
業種別では、繊維製品、不動産業、銀行業など幅広い業種が上昇した一方で、鉱業、水産・農林業の2業種のみが下落した。
後場の日経平均株価は、プラス圏での堅調推移となるか。前場時点のTOPIX(東証株価指数)も大幅高となっており、東証プライム市場の値上がり銘柄数は89%と幅広い銘柄がプラス圏で推移していた。引き続き幅広い銘柄に物色が向かうか注目しておきたい。一方、週末要因に加えて、来週は16日に11月の米雇用統計、18日に11月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることに加え、18-19日には日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして、後場は積極的な買いを見送る動きも広がりそうだ。
<AK>
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