2日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比16.6％増の586億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同30.8％増の405億円となっている。

　個別ではＮＺＡＭ　上場投信　ＮＡＳＤＡＱ１００ <2087> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　Ｓ＆Ｐ　５００　半導体 <346A> 、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジあり） <2841> など20銘柄が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2238> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> など6銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> が4.07％高、グローバルＸ　半導体・トップ１０－日本株式　ＥＴＦ <282A> が3.88％高、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が3.58％高、半導体フォーカス日本株（ネットリターン）ＥＴＮ <163A> が3.21％高、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経半導体株指数連動型 <200A> が3.07％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> は6.89％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> は4.11％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> は3.33％安、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> は3.09％安、グローバルＸ　フィンテック－日本株式ＥＴＦ <2836> は3.03％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が528円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金236億1200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金183億4400万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が40億6700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が24億1400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が17億9900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億8100万円の売買代金となっている。

株探ニュース