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CSSホールディングスのニュース
*13:04JST CSSHD Research Memo(4):自己資本比率48.9%の高水準、高い財務の健全性を維持
■CSSホールディングス<2304>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2025年9月期末の財務状況は、資産合計は前期末比386百万円増加の6,317百万円となった。流動資産は239百万円の増加となり、主な要因は、現預金232百万円の増加によるものである。固定資産については146百万円の増加となった。主な要因は、有形固定資産12百万円の減少、無形固定資産9百万円の減少、投資有価証券74百万円の増加及び繰延税金資産96百万円の増加によるものである。
負債合計は前期末比28百万円減少し、3,227百万円となった。流動負債は14百万円の減少であった。主な要因は、短期借入金150百万円の減少、支払手形及び買掛金79百万円の増加、未払金63百万円の増加によるものである。固定負債については14百万円の減少となった。主な要因は、リース債務7百万円の減少、長期未払金9百万円の減少によるものである。純資産合計は同414百万円増加し、3,089百万円となった。主な要因は、利益剰余金407百万円の増加によるものである。
結果として、借入金及びリース債務の合計は前期末比165百万円減少の314百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含め、短期借入金で事業運営を行っている。
安全性の指標では、自己資本比率は48.9%の高水準を維持している。これは、2025年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均34.1%、サービス業平均5.8%を大きく上回る水準である。D/Eレシオも0.10倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、極めて高い財務の健全性を示している。
収益性の指標では、ROAは12.1%、ROEは20.4%に上昇した。2025年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%及び9.4%や、サービス業平均の0.8%と8.6%を上回り、収益性も極めて高いと評価できる。
2025年9月期における現金及び現金同等物は前期末より232百万円増加し、1,138百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が751百万円となり、減価償却費74百万円、利息配当金の受取17百万円等により、得られた資金は708百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入15百万円、有形固定資産の取得による支出44百万円等により、使用した資金は58百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の150百万円の純減少、配当金の支払178百万円等により、使用した資金は418百万円となった。
以上から、企業が自由に使える現金の流れを示す指標であるフリー・キャッシュ・フローは649百万円となった。同社が安定して利益を計上し、十分な資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
3. 財務状況と経営指標
2025年9月期末の財務状況は、資産合計は前期末比386百万円増加の6,317百万円となった。流動資産は239百万円の増加となり、主な要因は、現預金232百万円の増加によるものである。固定資産については146百万円の増加となった。主な要因は、有形固定資産12百万円の減少、無形固定資産9百万円の減少、投資有価証券74百万円の増加及び繰延税金資産96百万円の増加によるものである。
負債合計は前期末比28百万円減少し、3,227百万円となった。流動負債は14百万円の減少であった。主な要因は、短期借入金150百万円の減少、支払手形及び買掛金79百万円の増加、未払金63百万円の増加によるものである。固定負債については14百万円の減少となった。主な要因は、リース債務7百万円の減少、長期未払金9百万円の減少によるものである。純資産合計は同414百万円増加し、3,089百万円となった。主な要因は、利益剰余金407百万円の増加によるものである。
結果として、借入金及びリース債務の合計は前期末比165百万円減少の314百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含め、短期借入金で事業運営を行っている。
安全性の指標では、自己資本比率は48.9%の高水準を維持している。これは、2025年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均34.1%、サービス業平均5.8%を大きく上回る水準である。D/Eレシオも0.10倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、極めて高い財務の健全性を示している。
収益性の指標では、ROAは12.1%、ROEは20.4%に上昇した。2025年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%及び9.4%や、サービス業平均の0.8%と8.6%を上回り、収益性も極めて高いと評価できる。
2025年9月期における現金及び現金同等物は前期末より232百万円増加し、1,138百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が751百万円となり、減価償却費74百万円、利息配当金の受取17百万円等により、得られた資金は708百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入15百万円、有形固定資産の取得による支出44百万円等により、使用した資金は58百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の150百万円の純減少、配当金の支払178百万円等により、使用した資金は418百万円となった。
以上から、企業が自由に使える現金の流れを示す指標であるフリー・キャッシュ・フローは649百万円となった。同社が安定して利益を計上し、十分な資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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