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サーラコーポレーションのニュース
*13:06JST サーラ Research Memo(6):2025年11月期は売上高・営業利益は過去最高を予想。主力事業の拡大を見込む
■サーラコーポレーション<2734>の今後の見通し
● 2025年11月期の業績見通し
2025年11月期の連結業績は、売上高が前期比5.6%増の254,000百万円、営業利益が同11.0%増の7,000百万円、経常利益が同8.5%減の7,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%減の5,000百万円と、増収・営業増益を見込んでいる。経常利益及び当期純利益には前期営業外収益に1,077百万円計上されていたデリバティブ評価損益を見込んでいない。同社は、第5次中期経営計画(2023年11月期〜2025年11月期)を推進中であり、最終年度となる2025年11月期は、グループ内外との連携・共創や積極的な成長投資による新しい価値の創造を進めるとともに、地域や顧客の課題解決に向けた事業変革を通じて成長を図る。特に、2024年12月の安江工務店の連結子会社化を契機に、リフォーム事業をはじめとする住まい・暮らしの事業領域における既存事業とのシナジー効果を発揮し、2030年ビジョンに掲げる住まい分野の飛躍的な成長を目指す。
事業別では、6セグメントすべてで増収、エンジニアリング&メンテナンス事業を除く5セグメントで営業増益を見込んでいる。エネルギー&ソリューションズ事業では、省エネやカーボンニュートラル提案、電力事業における蓄電ビジネスの稼働開始等を通じて事業を拡大させる計画だ。エンジニアリング&メンテナンス事業では、安定的な公共投資により受注確保を目指すとともに、省エネや創エネ、カーボンオフセットなど脱炭素化に寄与する設備・インフラ提案やZEB化の提案により業容を拡大する。ハウジング事業では、断熱等性能等級7(最高等級)に対応した新商品「SINKA KIWAMI(シンカ キワミ)」の販売を2025年1月に開始しシリーズの受注拡大が期待できる。カーライフサポート事業では、前期の入荷台数減少が解決の見通しであり、新車及び中古車の販売の増加、保険や車両コーティングなどの周辺事業の拡大を図る。アニマルヘルスケア事業では、前期に実施した事業構造改革の成果の顕在化により増収増益を見込む。プロパティ事業では、不動産部門で法人取引の強化や資産管理・運用ビジネスの拡充などにより収益力を強化する。
各事業が順調なことに加えて、現時点では見通しに織り込まれていない安江工務店の売上高約80億円、営業利益約3億円が連結計上されることから、弊社では業績の上振れが期待できると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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● 2025年11月期の業績見通し
2025年11月期の連結業績は、売上高が前期比5.6%増の254,000百万円、営業利益が同11.0%増の7,000百万円、経常利益が同8.5%減の7,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%減の5,000百万円と、増収・営業増益を見込んでいる。経常利益及び当期純利益には前期営業外収益に1,077百万円計上されていたデリバティブ評価損益を見込んでいない。同社は、第5次中期経営計画(2023年11月期〜2025年11月期)を推進中であり、最終年度となる2025年11月期は、グループ内外との連携・共創や積極的な成長投資による新しい価値の創造を進めるとともに、地域や顧客の課題解決に向けた事業変革を通じて成長を図る。特に、2024年12月の安江工務店の連結子会社化を契機に、リフォーム事業をはじめとする住まい・暮らしの事業領域における既存事業とのシナジー効果を発揮し、2030年ビジョンに掲げる住まい分野の飛躍的な成長を目指す。
事業別では、6セグメントすべてで増収、エンジニアリング&メンテナンス事業を除く5セグメントで営業増益を見込んでいる。エネルギー&ソリューションズ事業では、省エネやカーボンニュートラル提案、電力事業における蓄電ビジネスの稼働開始等を通じて事業を拡大させる計画だ。エンジニアリング&メンテナンス事業では、安定的な公共投資により受注確保を目指すとともに、省エネや創エネ、カーボンオフセットなど脱炭素化に寄与する設備・インフラ提案やZEB化の提案により業容を拡大する。ハウジング事業では、断熱等性能等級7(最高等級)に対応した新商品「SINKA KIWAMI(シンカ キワミ)」の販売を2025年1月に開始しシリーズの受注拡大が期待できる。カーライフサポート事業では、前期の入荷台数減少が解決の見通しであり、新車及び中古車の販売の増加、保険や車両コーティングなどの周辺事業の拡大を図る。アニマルヘルスケア事業では、前期に実施した事業構造改革の成果の顕在化により増収増益を見込む。プロパティ事業では、不動産部門で法人取引の強化や資産管理・運用ビジネスの拡充などにより収益力を強化する。
各事業が順調なことに加えて、現時点では見通しに織り込まれていない安江工務店の売上高約80億円、営業利益約3億円が連結計上されることから、弊社では業績の上振れが期待できると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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