日東製網<3524.T>が反落している。１０日の取引終了後、集計中の２５年４月期連結業績について、売上高が従来予想の２１０億円から２１６億円（前の期比３．４％増）へ、営業利益が５億円から６億８０００万円（同５７．８％増）へ、純利益が３億５０００万円から５億３４００万円（同２．２％減）へ上振れて着地したようだと発表したが、同社株価は５月以降上昇基調にあっただけに、目先の材料出尽くし感から売り優勢となっているようだ。

　漁業関連事業の定置網や旋網、陸上関連事業の獣害防止ネットなどの産業資材が堅調に推移し計画を上回ったことが要因という。また、陸上関連事業の収益改善や漁業子会社の水揚高の好調も寄与した。

出所：MINKABU PRESS