大和コンピューター<3816.T>が大幅反落している。前週末６日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２４年８月～２５年４月）連結決算が、売上高２３億９６００万円（前年同期比２．５％減）、営業利益４億４２００万円（同２．９％減）と減収減益となったことが嫌気されている。

　中小規模の開発案件の比率が高かった前年同期に対して、今期は大型案件などで上流工程の比率が上昇したことで売上高が減少した。また、ＡＳＰサービスで新規契約の伸びが鈍化していることも響いた。なお、２５年７月期通期業績予想は、売上高３１億９６００万円（前期比２．９％減）、営業利益５億７５００万円（同１．８％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS