イビデン <4062> [東証Ｐ] が2月4日大引け後(15:40)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比9.5％減の248億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の240億円→250億円(前期は314億円)に4.2％上方修正し、減益率が23.8％減→20.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の34.7億円→44.7億円(前年同期は135億円)に28.8％増額し、減益率が74.5％減→67.1％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比55.0％減の42.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.9％→7.1％に大幅低下した。

株探ニュース