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野村総合研究所のニュース
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続落、冴えない地合いに
2.急速な円高進行、日米協調介入に警戒感
3.輸出株中心に逆風、内需銘柄の一角は上昇
4.FOMCは金利据え置き、相場への影響限定的
5.ASML好決算、アドテスト業績上方修正
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比524円(1.0%)安の5万3322円と、2週連続で下落した。
今週は為替市場を横にらみに神経質な地合いを余儀なくされた。週初にやや波乱含みとなり、その後も冴えない相場展開が続いた。好決算を発表した銘柄が買われるなど個別株への物色意欲は依然として旺盛だった。
週明け26日(月)の日経平均は大幅安。日米協調介入への警戒感を背景とした急速な円高進行を受け、輸出株中心に主力銘柄が幅広く売られた。日経平均の下げ幅は一時1100円を超えた。個別では円高メリットのある内需銘柄の一角が上昇し、注目を浴びた。27日(火)は反発。前日のリスクオフの巻き戻しで買いが優勢となった。円高がひとまず一服したことも買い安心感を誘った。28日(水)は小幅に上昇。前場は下値模索の展開となったが大引けにかけて下げ渋り、プラス圏に浮上した。後場取引終盤にオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング
■来週のポイント
来週は衆院選を間近に控え、全体相場は様子見姿勢を強めそうだ。選挙戦は自民党有利と報道されているが、一部には接戦と予想する向きもあって判断が難しい。そうしたなか決算発表シーズンに突入しており、好決算銘柄が個別に物色される展開となりそうだ。
重要イベントとしては、国内では6日朝に発表される12月全世帯家計調査と12月景気動向指数、8日の衆議院議員選挙投開票が注目される。海外では2日に発表される米国1月ISM製造業景気指数、4日に発表される米国1月のADP雇用統計とISM非製造業景気指数、6日に発表される米国1月雇用統計に注視が必要だろう。
■日々の動き(1月26日~1月30日)
【↓】 1月26日(月)―― 3日ぶり反落、円高でリスク回避の売り優勢
日経平均 52885.25( -961.62、-1.79) 売買高22億5060万株 売買代金 6兆3893億円
【↑】 1月27日(火)―― 反発、円高一服で朝安後に切り返す
日経平均 53333.54( +448.29、+0.85) 売買高21億3561万株 売買代金 5兆8311億円
【↑】 1月28日(水)―― 小幅続伸、半導体関連株が買われ終盤切り返す
日経平均 53358.71( +25.17、+0.05) 売買高23億1015万株 売買代金 7兆1197億円
【↑】 1月29日(木)―― 3日続伸、アドテスト急伸が指数を押し上げ
日経平均 53375.60( +16.89、+0.03) 売買高25億383万株 売買代金 7兆6436億円
【↓】 1月30日(金)―― 4日ぶり小反落、方向感を欠く展開
日経平均 53322.85( -52.75、-0.10) 売買高24億4812万株 売買代金 7兆8780億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、28業種が下落
(2)値下がり率トップは三和HD <5929> など金属製品
(3)トヨタ <7203> など自動車、ソシオネクス <6526> など電機、テルモ <4543> など精密機器といった輸出株が下落
(4)OLC <4661> などサービス、きんでん <1944> など建設、野村総研 <4307> など情報通信といった内需株も安い
(5)日本取引所 <8697> などその他金融、SOMPO <8630> など保険、岩井コスモ <8707> など証券といった金融株も売られた
(6)値上がり率トップは日鉄鉱 <1515> など鉱業。資源株は古河電 <5801> など非鉄、ENEOS <5020> など石油も高い
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) レアアース
2(3) 半導体
3(54) 円高メリット ── 短期間の円急伸で関心高まる
4(2) フィジカルAI
5(7) ペロブスカイト太陽電池
※カッコは前週の順位
株探ニュース
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