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ケイファーマのニュース
*15:06JST 株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(6)
ケイファーマ<4896>
再生医療の分野でも、新たな取り組みが進行しています。スライド上の青色の部分は、現在iPS細胞を用いて臨床試験中の案件を示しています。たとえば、パーキンソン病に関しては京都大学の高橋淳先生の研究が該当します。現時点で11件が進行中です。一方、グレーの部分は、今後開発を予定しているパイプラインです。
このような状況の中で、私たちはiPS細胞から神経幹細胞を作り、それを動物に移植して反応や行動を観察しています。スライド左上に示しているように、iPS細胞を神経幹細胞に分化させ、動物の体内に移植します。神経がどのようにつながっていくかという基本的なメカニズムは、スライド下部にある図に示されています。左側から見ると、神経が適切につながる必要があることが分かります。移植された細胞は、神経突起を伸ばしながら周囲の細胞と接続しようとします。それだけではなく、移植細胞がタンパク質を分泌し、周囲の生き残っている幹細胞を刺激することによって、一時的に動かなくなっていた手足が再び動き出すことがあります。これを「トロフィックアクション(栄養因子による作用)」と呼びます。さらに、神経が単につながっただけでは不十分で、情報伝達を行うための「シナプス(シナプスネットワーク)」が形成されなければなりません。iPS細胞にはそのシナプス形成まで可能とされる能力があると考えられており、このメカニズムを活用して私たちは再生医療を推進しています。
1つの事例として、マウスの脊髄損傷モデルを用いた実験をご紹介します。背中側からの衝撃によって後ろ足が動かない状態のマウスに対して、神経幹細胞を移植しました。数週間後には、後ろ足が動き出し、運動機能に回復が見られました。運動スコアで評価すると、有意な改善が確認された形です。
もう1つ、マーモセットという小型のサルを用いた実験についてご紹介します。体重は約500g程度で、ヒトと遺伝的に非常に近いとされています。このマーモセットを使った脊髄損傷モデルにおいて、まず毛を剃ったうえで脊髄損傷を誘導します。損傷後は前肢も後肢も動かず、怒ったような表情を見せるものの動けない状態になります。その後、同じ個体にヒト由来の神経幹細胞を移植しました。数週間後には、被毛も再び生えそろい、後肢に動きが見られるようになりました。映像ではやや見えにくいものの、動物がしっかりと立ち上がっている様子が確認できます。こうした結果を踏まえ、我々は臨床研究へと進む判断を下しました。
臨床研究には、山中先生が在籍されていた京都大学のCIRAというiPS細胞研究所のヒト用細胞バンクに保存されているiPS細胞を使用しています。この細胞を神経系に適切に誘導し、他の細胞が混在しないようにしたものを「分化誘導済み細胞」と呼び、品質と安全性を確保したうえで冷凍保管しています。
この分化誘導済み神経幹細胞を用いて、慶應義塾大学にて臨床研究(医師主導治験)を実施しました。患者が見つかってからiPS細胞を投与し、移植後はおおよそ3週間で経過観察を行い、その後は国立精神・神経医療研究センター(村山医療センター)で1年間のリハビリテーションを行うというプロトコールに基づいて試験が進行しました。
株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(7)に続く
<MY>
再生医療の分野でも、新たな取り組みが進行しています。スライド上の青色の部分は、現在iPS細胞を用いて臨床試験中の案件を示しています。たとえば、パーキンソン病に関しては京都大学の高橋淳先生の研究が該当します。現時点で11件が進行中です。一方、グレーの部分は、今後開発を予定しているパイプラインです。
このような状況の中で、私たちはiPS細胞から神経幹細胞を作り、それを動物に移植して反応や行動を観察しています。スライド左上に示しているように、iPS細胞を神経幹細胞に分化させ、動物の体内に移植します。神経がどのようにつながっていくかという基本的なメカニズムは、スライド下部にある図に示されています。左側から見ると、神経が適切につながる必要があることが分かります。移植された細胞は、神経突起を伸ばしながら周囲の細胞と接続しようとします。それだけではなく、移植細胞がタンパク質を分泌し、周囲の生き残っている幹細胞を刺激することによって、一時的に動かなくなっていた手足が再び動き出すことがあります。これを「トロフィックアクション(栄養因子による作用)」と呼びます。さらに、神経が単につながっただけでは不十分で、情報伝達を行うための「シナプス(シナプスネットワーク)」が形成されなければなりません。iPS細胞にはそのシナプス形成まで可能とされる能力があると考えられており、このメカニズムを活用して私たちは再生医療を推進しています。
1つの事例として、マウスの脊髄損傷モデルを用いた実験をご紹介します。背中側からの衝撃によって後ろ足が動かない状態のマウスに対して、神経幹細胞を移植しました。数週間後には、後ろ足が動き出し、運動機能に回復が見られました。運動スコアで評価すると、有意な改善が確認された形です。
もう1つ、マーモセットという小型のサルを用いた実験についてご紹介します。体重は約500g程度で、ヒトと遺伝的に非常に近いとされています。このマーモセットを使った脊髄損傷モデルにおいて、まず毛を剃ったうえで脊髄損傷を誘導します。損傷後は前肢も後肢も動かず、怒ったような表情を見せるものの動けない状態になります。その後、同じ個体にヒト由来の神経幹細胞を移植しました。数週間後には、被毛も再び生えそろい、後肢に動きが見られるようになりました。映像ではやや見えにくいものの、動物がしっかりと立ち上がっている様子が確認できます。こうした結果を踏まえ、我々は臨床研究へと進む判断を下しました。
臨床研究には、山中先生が在籍されていた京都大学のCIRAというiPS細胞研究所のヒト用細胞バンクに保存されているiPS細胞を使用しています。この細胞を神経系に適切に誘導し、他の細胞が混在しないようにしたものを「分化誘導済み細胞」と呼び、品質と安全性を確保したうえで冷凍保管しています。
この分化誘導済み神経幹細胞を用いて、慶應義塾大学にて臨床研究(医師主導治験)を実施しました。患者が見つかってからiPS細胞を投与し、移植後はおおよそ3週間で経過観察を行い、その後は国立精神・神経医療研究センター(村山医療センター)で1年間のリハビリテーションを行うというプロトコールに基づいて試験が進行しました。
株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(7)に続く
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