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日経平均は反落、前日の上昇に対する利食い売り優勢
*12:23JST 日経平均は反落、前日の上昇に対する利食い売り優勢
日経平均は反落。238.50円安の49077.56円(出来高概算10億2618万株)で前場の取引を終えている。
21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は218.16ドル高の46924.74ドル、ナスダックは36.87ポイント安の22953.67で取引を終了した。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、22日の日経平均は64.03円安の49252.03円と3日ぶり反落して取引を開始した。朝方に下げ幅を広げたものの、売り一巡後は切り返して下げ幅を縮小する動きを見せた。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、新政権発足で材料出尽くし感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあった。
個別では、TDK<6762>やトヨタ<7203>、テルモ<4543>、イオン<8267>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、安川電<6506>、良品計画<7453>、豊田通商<8015>などが上昇。
一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、スクリン<7735>、コナミG<9766>、第一三共<4568>、住友鉱<5713>、レーザーテク<6920>、住友電<5802>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>、ソニーG<6758>、日東電<6988>、任天堂<7974>などが下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、医薬品などが下落する一方、輸送用機器、建設業、繊維製品などが上昇した。
後場の日経平均株価は、下げ幅を縮めながらも底堅く推移するか。為替が一時円高方向に振れたものの輸出企業の業績期待が支えとなるほか、昨日までの急騰を受けた利益確定売りの動きが和らぐ可能性がある。昨日、新政権の顔ぶれが決まり政策への期待感が高まっていることも株価下支え要因となっている。一方で、直近高値圏での上値の重さも意識される状況であり、テクニカル的には49000円近辺が心理的な節目として意識されやすい。
<AK>
21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は218.16ドル高の46924.74ドル、ナスダックは36.87ポイント安の22953.67で取引を終了した。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、22日の日経平均は64.03円安の49252.03円と3日ぶり反落して取引を開始した。朝方に下げ幅を広げたものの、売り一巡後は切り返して下げ幅を縮小する動きを見せた。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、新政権発足で材料出尽くし感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあった。
個別では、TDK<6762>やトヨタ<7203>、テルモ<4543>、イオン<8267>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、安川電<6506>、良品計画<7453>、豊田通商<8015>などが上昇。
一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、スクリン<7735>、コナミG<9766>、第一三共<4568>、住友鉱<5713>、レーザーテク<6920>、住友電<5802>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>、ソニーG<6758>、日東電<6988>、任天堂<7974>などが下落。
業種別では、非鉄金属、情報・通信業、医薬品などが下落する一方、輸送用機器、建設業、繊維製品などが上昇した。
後場の日経平均株価は、下げ幅を縮めながらも底堅く推移するか。為替が一時円高方向に振れたものの輸出企業の業績期待が支えとなるほか、昨日までの急騰を受けた利益確定売りの動きが和らぐ可能性がある。昨日、新政権の顔ぶれが決まり政策への期待感が高まっていることも株価下支え要因となっている。一方で、直近高値圏での上値の重さも意識される状況であり、テクニカル的には49000円近辺が心理的な節目として意識されやすい。
<AK>
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