富士石油 <5017> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は32.1億円の赤字(前年同期は101億円の黒字)に転落した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の23億円の赤字→16億円の黒字(前期は187億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の113億円→152億円(前年同期は51.6億円)に34.3％増額し、増益率が2.2倍→3.0倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は104億円の黒字(前年同期は34.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.9％→4.6％に急改善した。

株探ニュース